はじめに
WordPressの初期セットアップ手順について整理する。
環境
- さくらVPS
- CentOS release 6.7 (Final)
手順
zipファイルの取得
ワードプレスのサイトにアクセスし、ダウンロードURLを取得してzipファイルをwgetする。
cd /var/www/html
sudo wget https://ja.wordpress.org/wordpress-4.9.4-ja.zip
展開して名前変更
zipファイルを展開して、名前をドメイン名に変更。
sudo unzip wordpress-4.9.4-ja.zip
sudo mv wordpress [ドメイン名]
もとzipは削除
sudo rm -rf wordpress-4.9.4-ja.zip
権限の変更
ディレクトリの所有権をsshでログインするユーザにする。
sudo chown [ユーザ名] [ドメイン名]
wp-contentディレクトリの権限を変更。
sudo chmod 777 -R [ドメイン名]/wp-content
wp-config.php
設定ファイル複製し、「データベース名」、「DBユーザ名」、「DBパスワード」、「ホスト名」、「認証用ユニークキー」、「table_prefix」の初期設定を行う。
cp wp-config-sample.php wp-config.php
vim wp-config.php
AWSでES2からRDSを使ってる場合
先に利用するデータベース名を作成しておく必要がある。
$ mysql -h [RDSのエンドポイント] -P 3306 -u [DBユーザ名] -p
> CREATE DATABASE [データベース名];
なお、wp-config.php の「ホスト名」にポート番号の指定は不要であり、エンドポイントをそのまま書けばOK。
Virtual Host
apacheのhttpd.confを更新し、新しいドメインを追加。その後、サーバ再起動。
sudo service httpd restart
ブラウザからアクセス
ブラウザからアクセスし、ユーザ名やメールアドレスなどを登録し、インストールを行えば完了!
SSH SFTP Updater Supportのインストール
プラグインやテーマなどインストールできるようにあらかじめSSH SFTP Updater Supportを導入しておく。
$ cd /var/www/html/[ドメイン]/wp-content/plugins
$ wget https://downloads.wordpress.org/plugin/ssh-sftp-updater-support.0.7.3.zip
$ unzip ssh-sftp-updater-support.0.7.3.zip
$ rm -rf ssh-sftp-updater-support.0.7.3.zip
管理画面で有効化されていることを確認すればOK!